令和5年7月14日(金)に宮再発見専門委員会で「うつのみや発展秘話」の第5回目のインタビューを行いました。五人目は、㈱井上総合印刷の井上光夫様からお話しを伺いました。戦後の宇都宮の印刷業界の歩みや印刷技術の進化など時代の波を乗り越えるための対応などについてお話しをいただきました。今後取りまとめて「宮再発見専門委員会」のホームページに掲載してまいります。井上様には、長時間にわたりお話しをいただき、ありがとうございました。
井上光夫さんプロフィール
鹿沼市天神町に1939年(昭和14年)に生まれた。当時、父親は「井桁屋」という屋号で八百屋を営んでいた。
昭和16年に太平洋戦争が始まり、仕入れる物が無くなってしまい昭和17年頃に八百屋を廃業し、母の実家がある宇都宮に来ました。その後一度満州に渡りましたが、父親の怪我により私が5歳ぐらいのときに、日光に戻る。
昭和30年4月宇都宮公共職業補導所(昭和33年に「職業訓練所」に改称)に入所。謄写版印刷を学ぶ。
卒業後、双葉孔版社に入社。昭和33年に体を壊してしまい退社。
昭和34年和孔堂螺良印刷所に入社 約7年勤務。
昭和41年10月に独立し「井上総合印刷所」を設立。
主にタイプ印刷で、顧客は企業や県、市町村が多かった。その後、オフセット印刷が主流となり導入。
昭和61年5月 本社工場新築。
平成4年10月 株式会社 井上総合印刷に組織変更。
平成8年 平出工業団地に新工場を新築
平成11年5月 白沢工業団地に新工場新築
平成26年 代表取締役会長となる。
令和3年1月 東京大学三浦公亮先生が開発した「ミウラ折」の特許取得。
現在に至る
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